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画材のはなし:岩絵具

· Work

美大生の頃、メイン画材はアクリル絵の具。

乾くと耐水性になり、上から色を重ねる事も出来るし

ハミダシとかも修正出来るスグレモノ☆

とはいえ

画材には向き不向きがり

描きたいモノ、表現したいものによって

使い分けするのが普通である。

 

社会人になって

チベット仏画(タンカ)を習い始めた。

画材は日本画で使われる「岩絵の具」

まー、水彩画のジャンル?かな~

初めて使うこの画材、

膠ってどうやって使うの??

なんで使うの?臭いやーん?とか思ってた(笑)

 

日本画は重ねる事で色に深みを出す。

かなり薄い色を何回も重ねていく事で

濃い色でのベタ塗りとは全く違う透明感が出てくる。

グラデーションも美しく、、、

その上

「岩」なので・・・つまり鉱物なので

キラキラ☆.。.:*・輝くのですよ!

ドルジェ・センパ(ヤプユム)

金色部分は本物の金を使っています。

塗った後に上から擦って模様入れたりして更に輝かせます☆

私の中での弱点は

色むらが出来やすい事かな~

特に不透明な白とか難しいです。。。

1点1点、点で色むらを潰していって

マットになるよう仕上げていきます。

そんなワケで描くのにものすごい時間がかかります(^_^;)

まだまだな技術ですけどね~とほほ

*******

タンカにはいろんな流派があり

メンリ派が有名だけど私はカルマ・ガディ派が好み。

メンリ派はごちゃごちゃして色合いも強い。

カルマ・ガディ派はシンプルで色合いもホンワカ。

(モチロン全部じゃないよ)

 

私のチベット人先生はメンリ派ですが

例えば 

本尊によって衣類の模様に格があるから、とか

菩薩の背景に黒はダメ、とか

そうゆう決まり以外は自由に描かせてくれる。

極端にいうたら

背景とかに渋谷センター街を描いてもいいのである(笑)!

 

まぁ、私にとってタンカを描くことは

瞑想であり、修行です。

そうであってもここはチベットではなく日本。

描くからには美しく、そして日本生活に違和感ないようにしたい!

本気絵師の方から怒られそうですが

私は芸術=ARTとして捉えております。。。

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