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Blue Lotus mandala

· Work,曼荼羅アート
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ガラス曼荼羅「Blue Lotus」

フュージングガラス製。30cm角です。

中央は「仏性」、透明色は純粋な心、

外側の不透明の花びらはこの世の物欲などを表しています。

仏教ではみんな心に輝く仏性があるけども、

生きていくうちにソレはボロ布(執着とか)をまとい

どんどん見えなくなってるだけ、と言われてるんです。
瞑想はそのボロ布を1枚1枚剥がしていくということ。
最初はボロ布がぶ厚くて「ほんまにあんの?」ですが(笑)

剥がせば剥がすほど布を通り抜けてくる光を見ることができるでしょう…

と、いう制作イメージ。

どうしても中央を透明にしたかったので

土台に工夫をしましたよ。。。

まずは土台をフルフューズ、個別にパーツをちまちま焼いて再度焼成してます。

にしても~花びらの設計が・・・(´ε`;)

フュージングは板ガラスをカットしていくので

いかに無駄なくカットできるか

そうするためにどんな形にするか

(でも花びらに見えないと意味ないので)

と、何回も設計し直してました(汗)

それぞれのパーツを

板ガラスからどのように切り出すかも設計し

そこから必要なサイズを割り出したり。。。

(なんせ板ガラスが高いのでぇ)

cadって使えるわぁ♡

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まずはパーツの大枠をカット、ニギニギ荒く削り

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グラインダーで形を整える ナナメってるとこやバリも削ります

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グラインダーの削り面は上のパーツのように白いので、、

下のパーツみたく断面がツルツルになるまで磨きます

これを78枚分全部、いや、もっとあったかも(汗)

磨き後に不透明色は温度を変えて1度焼いておきました

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透明色パーツは「花が開く」イメージだったので

ちょっと立体感がでるように、でも埋まるように重ねて温度を指定して全焼成

温度を細かく変えて焼いたので

思った通りの溶け具合になってよかった~

何事にも「テスト」は重要やね(´ε`;)

(先生には毎回「テストしたの?」と、聞かれてましたが・・・)

前までは ” いつでも本番 ” 的に焼いてました(汗)

今年から色や形によって温度や放置(キープ?)時間を細かく考えるようになりました

思ったように焼き上がらなかったり

ガラスが離れたり

なんか違う・・・

という失敗作を何枚も生んだおかげです

(先生の言うこと聞きなさいよ!笑)

 

奥が深いフュージング、勉強になります~

 

今はまた違う素材を使って制作中

さて、どないなるかな~(*゚▽゚*)