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黄泉の国へトリップ

· 日々是々

先週、お友達に誘われて

薪能🔥を観に行きました。

演目は『伊文字・弱法師』
人生で2度目の狂言・能鑑賞です。

火入れからはじまる舞台、

何百何千年も前から人々が楽しんでいた、

と思うとなんだかロマンチック♡です

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狂言は台詞も笑うとこもよくわからなかったけど😅

感覚で楽しめばよい、と詳しいお友達に言われて一安心(笑)。

そして、お能。。。

日本版のオペラ、とでも言いましょうか?

ゆっくりな動き、上下しない頭、

氣づいたらそこに居る真っ白なお面をつけた演者。。

動いていないようで動いている

目に見えないけど見える、ような感覚

怖すぎる、、夢に出てきそう

うぅ

やっぱり怖いよ、能面、、これが能の特徴やけど

黄泉感強すぎる幽幻な世界

そこに悲しげな笛の音

音楽は「よぉ〜」からはじまり小鼓と大鼓の独特なリズム

…異次元へ連れて行かれる

リズム、、、いや、リズムはないのかも?

お互いの氣の掛け合い、というか…緊張感ある音楽…

”ポンッ”と、くるかと思えばこなかったり

ばっちりタイミングが合ったり

間があったり、急に激しくなったりと予測不可能

ただただ、それを受け入れるしかない感じ

その氣魄(きはく)

その弾力のある氣魄におされ

寝るヒマなかったわぁ~~(←オチ(笑))

生(狂言)と死(能)を感じた夜、なかなか良い体験でした!